今日、音田選手との電話で興味深い話を聞きました。
Adverrun V3のモーターは発熱するよね。という話題から、日本では多くの人が飛行後直ぐにファン冷却しているが、世界選手権での他国選手は誰も飛行後にモーター冷却はしておらず、自然に冷えるのに任せているそうです。
理由は、熱くなったモーターを急冷すると接着剤が劣化してマグネット剥がれが発生しやすくなるからだと聞いたそうです。急冷が劣化の原因とは目から鱗の見解です。
夏にモーターが触れないほどチンチンになってもせいぜい70~80℃なので、その程度の温度で磁力が無くなることは無いため急いで冷やす必要は無いとのこと。それよりもマグネット剥がれは深刻な故障になるなのでやらないほうがマシ。
現に音田氏はここ数年冷やすことはしなくなったそうですし、1時間半で連続8回飛ばしたこともあるが、今までにトラブルが出たことは無いとも言っていました。
V3のモーターメーカーのEGODRIFTから、マグネット剥がれが多く発生しているのは日本だけだと音田氏は聞いたそうです。V3はたぶん世界中で一番多く使われているユニットでしょうから、いくら日本の夏が暑いからといっても因果関係がありそうです。
当店でもマグネット剥がれの修理が来た際には冷却が足りないせいだと説明していましたが改めないといけないかもしれません。とは言え、飛行後の冷却を止めたせいで別の故障が増えたら、、、と不安があるのも事実です。


加熱時はモーター内部が万遍なく加熱されるが、冷却時も回転しながら冷やさないと歪みが出てしまう。飛行後にファンで冷却をした場合、風が当たるモーターの上部が先に冷やされてしまい、アウターローターは片持ちの為に不安定に支えているため歪んでしまう。ということです。